初参り(お宮参り)
初参りは、お宮参りとも言い、神仏に赤ちゃんが無事に誕生したことを報告し、無病息災に成長できるようにお願いする行事です。
当山では、無事ご出産された母子の健康と、お子さまの無病息災・家内安全を祈念して「初参り特別祈祷」を行っています。男の子・女の子共に、生後33日~100日くらいにご家族皆さまで、お参りください。
赤ちゃんの体調が良く、産婦の体調が落ち着いた穏やかな日に、ご家族皆さまでご祈祷をおうけください。
母子共にすこやかでありますように、ご家族皆さまでご祈念ください。
申込 方法 |
赤ちゃん(生後33~100日位)と出産後のお母さまの体調のよい時にご家族皆さまお揃いでお参りください。 予約制度なし。 ご祈祷の30分前に受付にお越しください。 |
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ご祈祷 時間 |
毎日 午前10時~午後3時 10:00~ 11:00~ 12:00~ 13:00~ 14:00~ 15:00~ 大人のご祈祷(安産、厄除け等)と子どものご祈祷(初参り、七五三等)を分けて修します。 |
奉納料 | 10,000円 |
ご祈祷を受けられる方 | ご家族皆さま |
持ち物 | お礼参りがまだの方は安産のお札、お守り、誕生報告書(記入の事) |
不洗観音寺での初参り
特別祈祷の受け方
- 1
赤ちゃんのお母さまは赤い加持衣(かじえ)を前のひもをきちんと結んで着用なさってください。
- 2
赤ちゃんのお母さまが赤ちゃんを抱っこして先頭でご祈祷所にお入りください。
- 3
赤ちゃんの額に朱色のおしるしを付けます。
朱印は衣服につくと、とれませんので、赤ちゃんのお帽子は必ずおとりください。 - 4
正座、合掌なさってご祈祷をお受けください。
ご祈祷には、20分程の時間がかかります。
初参りの由来
初参りは、鎌倉・室町時代からある風習です。また、お産がけがれたものと考えられていた時代には、このお参りを「忌明け」として、けがれを払う意味もありました。
鎌倉・室町時代には、産着の色直しといって、それまで母子ともに白衣を着ていたのを元の色物の着物に戻し、吉日に神仏にお参りしたようです。また、平安時代にも貴族の間で「歩行初(あるきぞめ)」ということが行われていました。これは、赤ちゃんが初めて外出する儀式で、生後20日~50日の間に、自宅から吉方にある貴人のお宅を赤ちゃんとお祖母さまが訪問するものでした。
満一歳無事成長ご祈祷
不洗観音寺での無事成長祈祷では、無事に人生の最初の一年を送ることができたことに感謝し、これからの無病息災と健やかな成長を観音様にお祈りいたします。
当山では毎日無事成長祈祷を行っておりますので、お子さまのお誕生日前後でご都合のよい時にお参りください。
申込 方法 |
一歳のお誕生日前後にご家族皆さまお揃いでお参りください。 予約制度なし。 ご祈祷の30分前に受付にお越しください。 |
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ご祈祷 時間 |
毎日 午前10時~午後3時 10:00~ 11:00~ 12:00~ 13:00~ 14:00~ 15:00~ 大人のご祈祷(安産、厄除け等)と子どものご祈祷(初参り、七五三等)を分けて修します。 |
奉納料 | 5,000円 ※母守りをご希望の場合は追加1,000円 |
ご祈祷を受けられる方 | ご家族皆さま |
お礼参り
当山で安産祈祷をされた方は、無事出産、命名の後、安産御守、竹、布肌守の一式を直ちに返納していただきます。ご本人が来られるのは不可能だと思われますので、ご家族のどなたかがお参りください。その際、緑色のお礼参り「誕生報告書」を提出してください。
申込 方法 |
出産後(~1年)に代理の方が受付へお越しください。 |
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ご祈祷 | 直接のご祈祷はありません。 |
受付時間 | 毎日 午前9時~午後4時半 |
奉納料 | お気持ち |
参拝者 | 代理のご家族の方 ※赤ちゃんのお母さまが出産直後に無理をしないように。 |
持ち物 | 安産のお札、お守り、誕生報告書(記入の事) |
命名とお七夜
赤ちゃんが生まれた日から数えて七日目のお祝いをお七夜といいます。赤ちゃんの誕生をご家族でお祝いください。
古いしきたりでは、この日、親しい間柄の長寿の方や尊敬できる親戚の方に名付け親になっていただいて命名式をし、赤ちゃんの名前を披露して祝いました。
今はお七夜までに命名をする必要はございません。お名前という赤ちゃんへの大事な贈りものをじっくりお考えください。

命名(選名)
当山では、お子さまが丈夫でしあわせに成長されるよう、命名(選名)をしております。
ご家庭で考えられたお名前を当山に昔から伝わる方法に則りご助言いたします。
申込 方法 |
お子さまの誕生後お寺まで来て申込みをしてください。 岡山県外の方はFAXでもお申し込み頂けます。お電話でご相談ください。 086-425-2334(電話申込み時間:午前9時~午後4時) |
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受付時間 | 毎日 午前9時~午後4時 |
奉納料 | 10,000円 |
申込者 | 代理のご家族の方 ※赤ちゃんのお母さまが出産直後に無理をしないように。 |
持ち物 | 候補のお名前(10個まで) |
結果のお返事 | 1日~2日後に連絡します |
お七夜の由来
お七夜は平安時代から受け継がれているもので、当時は産養(うぶやしない)といって、生後三夜、五夜、七夜、九夜の奇数の日を祝うしきたりがありました。その中から、お七夜だけが今に伝えられています。
ちなみに仏教では、「七」という数字は、無限の数とされ、本来永遠に息災であるという意味が込められています。
お七夜の祝い方
赤ちゃんの命名書を書いて出生を祝います。
命名書は神棚や仏壇に供えるのが普通ですが、ない場合は、応接間などに貼っておくとよいでしょう。

お食い初めとは
お食い初めは、一般的に百日(ももか)といって、生後100日~120日頃に、赤ちゃんの成長を祝い、一生食べることに困らないようご家庭でお祝いします。
ご希望の方には、歯固めの石、お食い初めお膳セット(塗器と歯固めの石のセット)を販売しております。


※販売は朱塗りの器と歯固めの石のみです。陶器のお皿と箸置き、お食事はついていません。